【10-05】 巣鴨といえば、とげぬき地蔵 でも・・・ [見歩録-10 東大赤門・巣鴨・駒込]

2011年01月29日(土)
[見歩録-10] JRお茶の水駅-本郷通り-東大赤門-圓乗寺-巣鴨とげぬき地蔵-旧古河庭園-JR駒込駅

白山通りをひたすら北上し、JR巣鴨駅近くに差し掛かるあたりから、どこからか湧き出たように おばあちゃん達のお姿が目だってきます。そして、それが、佳境を迎える場所が、巣鴨地蔵通商店街ですね。「おばあちゃんの原宿」といわれていますが、中高年の皆様にかぎらず、興味がてらの若い人たちも結構見られます。

巣鴨地蔵商店街


とげぬき地蔵尊で有名なこの商店街、もひとつ有名なのが、赤パンツの「マルジ」TVでもよく取り上げられていますが、目の当たりで見ると圧倒されます。

赤パンツ


にぎあう商店街をしばらくいくと、とげぬき地蔵尊の「高岩寺」があります。ひとまず参拝しました。

高岩寺山門


観音さまを洗うために皆さん、テーマパークの順番待ちのように2重3重になって並び、そして、洗うためのタオルまで売っていたりします。

洗い観音


この 洗い観音 「明暦の大火」(1657年)で、妻をなくした檀徒の一人が、その供養のため、「聖観世音菩薩」を高岩寺に寄進しました。 この聖観世音菩薩像に水をかけ、自分の悪いところを洗うと治るという信仰がいつしかうまれました。これが「洗い観音」の起源だそうです。

「とげぬき地蔵尊」の名で親しまれるこのお寺、正式には曹洞宗萬頂山高岩寺といいます。慶長元年(1596年)に江戸湯島に開かれ、約60年後下谷屏風坂に移り ここ巣鴨には明治24年(1891年)に移転してきたそうです。

さて、その「とげぬき地蔵」ってどこにあるの?それらしきものは、なかった。 というより、並んで 観音さまを洗ってあげて、満足して帰ってしまったのです。 この歩ログを書いていてこのことに気がつきました。

実は、地蔵菩薩様自体は秘仏で拝見することはできないようです。その代わりに霊験あらたかなとげぬき地蔵尊御影を高岩寺本堂で授与しているそうです。

「とげぬき地蔵」のいわれは、針を誤飲した毛利家の女中が、地蔵尊の御影を飲み込んだところ、針を吐き出すことが出来たという逸話から「とげぬき地蔵」と呼ばれるようになったとのことです。




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